オンライン学習で看護師国家試験対策!予備校の活用法
看護師国家試験対策に役立つ予備校の選び方
看護師国家試験対策に役立つ予備校を探す場合、まずは受講形態をイメージしましょう。対面指導や映像授業、オンライン指導が候補になります。
対面指導の場合は、大学や実家などから通いやすいエリアで探すか、下宿などを検討する必要がある点に要注意です。基本的には、自宅で受講できるオンライン指導に対応した予備校を選ぶと良いでしょう。
オンライン指導には、映像授業の視聴が中心で学習管理のサポートがあるタイプと、講師と1:1で双方向型のやり取りができる完全マンツーマン指導があります。学習効率を高めるためには自分の学力や苦手分野に合わせた対策が不可欠なので、マンツーマン指導が最適です。
どのような講師が在籍しているのかや、1回あたりの指導時間、指導を受けられる曜日や時間帯などを確認してみてください。
看護師国家試験の学習方法と予備校の活用法
看護師国家試験対策は、早めから計画的に進めることが大切です。大学の進級試験などと比べて範囲が広いため、苦手分野の対策や復習、過去問演習などをバランスよく行う必要があります。学習計画を立てるのが苦手な人や、学習管理がないとサボりがちな人は、看護師国試予備校で計画作りからサポートを受けましょう。
看護師国試の最新の傾向に合わせた指導を受けるため、予備校では看護師国試対策コースを選ぶことが望ましいです。国試対策の専門コースが設定されているかをチェックしてみてください。
看護師国試対策に役立つ教材としては、「必修ラスパ」シリーズ(テコム出版)があります。看護師国試における必修問題対策を効率よく進めたい人や、国試に向けて必修問題の知識が十分に定着しているかを確認したい人に最適です。
また、「黒本」と呼ばれる過去問題集(さわ研究所)も看護師国試受験生の多くが利用しています。必修問題に限定した過去問集「青本」などと併用しても良いでしょう。教材選びに迷った場合は、大学の授業で使っている教材も看護師国試予備校に伝えて、自分に合った教材を教えてもらうのが得策です。
オンライン予備校の活用:看護師国家試験対策
オンライン予備校で看護師国試対策を行うと、時間を効率的に使えます。また、全国各地から優秀な講師の指導を受けられるチャンスがある点も魅力です。
一方、自宅で授業を受ける形式ため、授業前後の学習をサボってしまうリスクが高まります。オンライン授業の際には分からないところを質問するだけでなく、自宅学習でいつ・何をやるべきかについても講師に尋ねましょう。
毎日やるべきことを積み重ねれば看護師国試合格に繋がる道筋を作ることが大切です。
看護師国家試験対策予備校の費用と割引情報
看護師国家試験予備校は複数あり、それぞれ特徴が異なります。以下は、主な看護師国試予備校の授業料などを示しています。
主な予備校名 | 入学金 | 授業料 | 割引制度 |
---|---|---|---|
東京アカデミー(Zoom週2日コースの場合) | 10,000円 | 350,000円(230hセット)など | 要問い合わせ |
さわ研究所 | – | 講座による | 要問い合わせ |
Meg看護師国試予備校 | 55,000円(現役生)、110,000円(既卒生) | 17,600円/1コマ(90分) | 要問い合わせ |
東京アカデミー
東京アカデミーの看護師国試対策では、通学コースとオンラインコースを選べます。模擬試験やオリジナル教材の作成を行っており、教材開発力の高い予備校の1つです。看護師国試の出題傾向を踏まえて、効率よく必要な知識を定着させることを大切にしています。
Zoomを使用したオンラインコースでは、週1回や週2回など受講頻度を選べます。東京アカデミーの教室で行われる講座をリアルタイムで視聴し、ライブ授業の内容をそのまま聞く仕組みです。ライブ映像は一定期間視聴できるため、スケジュールが合わないときや、苦手分野の講座を繰り返し受けたい場合にも役立ちます。
料金はZoom週2日コース(230hセット)で350,000円、Zoom週1日コース(120hセット)で185,000円などとなっています。受講頻度や時間数によって料金が大きく異なるため、自分に必要な学習時間や頻度がどのくらいかをよく検討しましょう。
さわ研究所
さわ研究所は、わかりやすい講義を楽しみながら看護師国試対策ができる環境づくりに努めています。過去問を徹底的に研究し、看護師国試の出題傾向の変化も踏まえた指導が可能です。低学年から受講できる講座もあり、早めに看護師国試対策をスタートしたい学生にも役立ちます。
さわ研究所では、単発で申し込める講座を開催する場合がある点が特徴です。例えば、夏期休暇中には夏期講習として解剖特訓の対面講座を行っています。また、動画配信では目標Ⅰ~Ⅳ対策となる必修対策講座の全55コマを50,000円で配信するなど、リーズナブルな料金を目指す方針です。
料金面では、どの講座を利用するかによって大きな違いが出やすくなっています。講座選びについても予備校の講師やスタッフと相談しながら進めると良いでしょう。
Meg看護師国試予備校
Meg看護師国試予備校では、講師と1:1の完全個別指導を実現しています。集団指導だと質問をしづらい人や、大学のカリキュラムを踏まえた授業を受けたい人も安心です。対面指導とオンライン指導の両方に対応しており、全国の看護学科生や既卒生が利用できます。
Meg看護師国試予備校では国試対策コースのほかに進級対策コースなどもあり、国試の過去問だけでなく大学の教材を使った指導も可能です。暗記分野でも生徒の記憶に残りやすい説明を工夫するなど、専門知識だけでなく効率的な学習サポートも行える講師が指導します。
授業料は1コマ90分当たり17,600円となっており、授業1回あたりの料金が明確になっています。苦手単元を集中的に克服したい現役生や、個別の学習カリキュラムを作成など学習管理のサポートを重視する既卒生も利用しやすいです。
看護師国家試験対策:模擬試験とカリキュラム
看護師国家試験対策では、学習の成果を確認することが重要です。そのため、模擬試験を受けて苦手分野の克服や学習の進み具合を客観的に把握しましょう。
学習成果が明確になることで、モチベーションアップにもつながります。学習が遅れていると感じる場合も、まずは一度模試を受け、苦手分野や得意分野を整理できると有意義です。
看護師国試の模試としては、東京アカデミーが行う全国公開模試が年3回あります。看護師国試受験生の半数以上が受験するなど、多くの受験生を集めている模試です。
20年以上の実績があり、国試本番での的中問題も見られます。看護師国試に備えて模試を受けたい場合、まずは東京アカデミーの全国公開模試を検討してみてください。
看護師国家試験対策のための学習環境づくり
看護師国家試験対策では、予備校での学習と自宅学習の役割分担を考えましょう。苦手分野の克服など、自力で解決が難しかったり、後回しにしがちだったりする部分は、予備校のサポートを受けると安心です。
授業でどの教材をやればよいか決めきれないときは、看護師国試対策予備校の講師やスタッフに相談することができます。
予備校に通うメリットを存分に活かして、看護師国試合格に結びつく学習環境を整えましょう。