【看護師国家試験】国試に登場する人物シリーズその①!ナイチンゲール・リチャーズ・フロイトの頻出ポイント

看護師国家試験の基礎看護学や精神看護学などの領域では、看護の歴史や心理学に大きな足跡を残した「重要人物」に関する問題が頻出します。名前やキーワードをただ暗記するだけでは、少しひねられた問題に対応できません。
今回は、国試で絶対に押さえておきたい「ナイチンゲール」「リチャーズ(リンダ・リチャーズ)」「フロイト」の3名に絞り、試験で問われやすいポイントを分かりやすく解説します!

講師

国試担当

ここが出る!

人名問題は「誰が何を提唱したか」の1対1対応が基本ですが、背景にある看護論や時期までセットで問われます。確実に得点源にしましょう!

1. フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)

近代看護の生みの親であり、看護師国家試験において最も出題頻度が高い人物です。クリミア戦争での功績や『看護覚え書』の内容がよく問われます。

📌 国試の最重要キーワード

  • 『看護覚え書』(Notes on Nursing):患者が回復しやすい環境を整えることの重要性を説いた。
  • 環境論:換気、採光、騒音、冷暖房、清潔などの「物理的環境」を整えることが看護の役割。
  • 衛生的アプローチ:クリミア戦争のスキュタリ病院で死亡率を劇的に低下させた。
  • 統計・グラフの活用:極座標図(ナイチンゲールのロープ図)を用いて衛生改革の必要性を訴えた。

2. リンダ・リチャーズ(Linda Richards)

アメリカで初めての「公認の訓練を受けた看護師(プロフェッショナル・ナース)」として知られ、近代的な看護教育制度や記録の重要性に関連して出題されます。

📌 国試の最重要キーワード

  • アメリカ初の訓練を受けた看護師(1873年にニューイングランド病院の看護学校を卒業)。
  • 看護記録の導入:患者のカルテ(看護記録)を残すシステムを考案・普及させた。
  • 精神科看護の発展:アメリカ初の精神科病院の看護学校でも指導にあたり、精神看護の近代化にも貢献した。

3. ジークムント・フロイト(Sigmund Freud)

精神分析の創始者であり、精神看護学や心理学の領域で頻出です。人間の発達段階(心理社会的・性的発達)や「防衛機制」の概念が問われます。

📌 国試の最重要キーワード

  • 精神分析学の創始:無意識の世界やリビドー(性的エネルギー)に着目した。
  • 心理社会的発達段階:リビドーが向かう身体の部位によって、口唇期・肛門期・男根期・潜伏期・性器期に分類。
  • 防衛機制:不安から自我を守るための無意識のメカニズム(抑圧、合理化、退行、投影など)。事例問題でも非常に出やすい!

【一覧表】主要人物の要点まとめ

人物名 主な領域 代表的な著作・理論 国試の狙われポイント
ナイチンゲール 基礎看護学 『看護覚え書』 環境論(換気・採光・清潔など)、クリミア戦争
リチャーズ 基礎・管理 看護教育・記録システム アメリカ初のプロフェッショナル・ナース、看護記録の導入
フロイト 精神看護学 精神分析学 / 発達段階 リビドーの発達段階、防衛機制(抑圧・合理化など)

参考:https://www.kango-roo.com/learning/9483/
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/faculty_dep_info/nursing/nursing_g/topics/2015-02-13-13-20
https://www.kango-roo.com/word/21193/

🎉 看護師国家試験の合格を目指すならMeg看護師国家試験予備校へ!

「人名の問題がごちゃ混ぜになってしまう…」「過去問の解説を読んでもいまいち理解できない…」そんな悩みはありませんか?
Meg看護師国家試験予備校では、プロ講師による分かりやすい講義で、あなたの合格を強力にサポートします!

まずはお気軽に、あなたの学習の不安をご相談ください!

受付:0120-406-707(Meg看護師国試予備校)

この記事の執筆者
K先生
看護師/Meg看護師国家試験予備校 講師
第108回看護師国家試験合格。看護師として九州大学病院に勤務後、Meg看護師国家試験予備校にて講師を務める。