准看護師から正看護師(高看)を目指す!働きながら国試に合格する勉強法
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准看護師として働きながら、「いつかは看護師(正看護師)の資格を取得したい」「仕事や家庭と両立しながら、高看に通って国家試験に合格できるだろうか」と考えていませんか?
准看護師から看護師を目指す場合、看護師養成所の2年課程(全日制・定時制・通信制など)に進学し、必要な単位を修得して卒業したうえで、看護師国家試験に合格する必要があります。働きながら学ぶ場合は、進学先の選び方だけでなく、勤務と授業・実習の両立、限られた時間での国家試験対策が重要です。
特に、2026年4月1日からは、看護師2年課程(通信制)の入学に必要な准看護師としての実務経験年数が、従来の7年以上から5年以上に短縮されています。進学を検討している方は、最新の入学要件を確認しておきましょう。
この記事の要点
- 准看護師から看護師になるには、看護師養成所の2年課程などを修了し、看護師国家試験に合格する必要がある。
- 進学先には全日制・定時制・通信制があり、実務経験や学歴などによって入学要件が異なる。
- 2026年4月1日から、通信制2年課程の実務経験要件は5年以上に変更された。
- 働きながら国試に合格するには、勤務日・休日・授業日を踏まえた現実的な学習計画が必要。
- 過去問の反復だけでなく、病態生理・看護の根拠・状況設定問題への対応力を身に付けることが重要。
准看護師から看護師になるには?基本ルートを解説
准看護師から看護師になるためには、看護師養成所などの指定された教育課程で学び、所定の単位を修得して卒業したうえで、看護師国家試験に合格する必要があります。
一般的には「高看に進学する」と呼ばれることもありますが、制度上は看護師学校養成所の2年課程などへの進学に当たります。准看護師免許を取得しただけで、自動的に看護師資格へ切り替わるわけではありません。
准看護師から看護師になるまでの流れ
准看護師免許を取得
↓
看護師養成所の2年課程などへ進学
↓
必要な単位・授業・実習を修了
↓
看護師国家試験を受験・合格
↓
看護師免許を取得
進学先の課程によって修業年限や入学要件が異なります。特に、最終学歴と准看護師としての実務経験年数は、進学先を決めるうえで重要です。
全日制・定時制・通信制の入学要件
日本看護協会の「准看護師のための進学特設サイト」では、2年課程について全日制・定時制・通信制の3つの形態が紹介されています。主な違いは次のとおりです。
| 課程 | 教育年限 | 主な入学要件 | 学習形態 |
|---|---|---|---|
| 全日制 | 2年 | 准看護師免許。中学校卒業の場合は実務経験3年以上が必要 | 対面授業・演習・臨地実習 |
| 定時制 | 3年 | 准看護師免許。中学校卒業の場合は実務経験3年以上が必要 | 昼間・夜間などの対面授業、演習、臨地実習 |
| 通信制 | 2年 | 准看護師免許取得後、実務経験5年以上(2026年4月1日以降) | 通信学習、紙上事例演習、病院等見学実習、面接授業など |
2026年4月からの制度変更に注意
看護師2年課程(通信制)の入学要件は、2026年4月1日から准看護師としての実務経験5年以上に変更されました。従来の「7年以上」という情報が掲載されたウェブサイトもあるため、古い情報をそのまま参考にしないようにしましょう。
最終学歴によって入学要件が異なる
全日制・定時制の2年課程では、高等学校または中等教育学校を卒業している准看護師は、原則として准看護師としての実務経験を入学要件とされません。一方、中学校卒業の准看護師は、准看護師免許取得後3年以上の業務経験が必要です。
通信制では、最終学歴にかかわらず、准看護師免許取得後5年以上の看護業務経験が必要です(2026年4月1日以降)。
なお、実務経験の算定方法や必要書類、入学時点での条件は学校によって確認が必要です。非常勤勤務などの場合も含め、就業証明書の扱いを志望校に問い合わせておきましょう。
働きながら通える2年課程の種類と選び方
准看護師として働きながら看護師資格を目指す場合、仕事を続けやすいかどうかは進学先選びの重要なポイントです。ここでは、それぞれの課程の特徴と、選ぶ際に確認したい点を整理します。
全日制:短期間で集中的に学びたい人向け
全日制は、2年間で所定の教育課程を修了する形態です。講義や演習を対面で受ける機会が多く、教員や同級生と直接やり取りしながら学習を進められます。
一方、平日の日中に授業があることが多いため、現在の勤務を継続できるかどうかは慎重に検討する必要があります。勤務先の休職制度や勤務時間の調整、学費・生活費の見通しも確認しておきましょう。
定時制:仕事と学校を両立したい人向け
定時制は3年間で学ぶ課程で、昼間定時制や夜間定時制などがあります。授業の時間帯が異なるため、勤務時間に合わせて進学先を検討しやすいことが特徴です。
ただし、授業が勤務後にある場合は、仕事と通学による疲労が蓄積しやすくなります。また、3年次には実習が中心となる学校もあるため、実習期間中の勤務調整について事前に確認しておくことが重要です。
通信制:実務経験を生かして学びたい人向け
通信制は、教材による学習や放送授業などを中心に進める2年課程です。通学の頻度や授業日程は学校によって異なりますが、仕事を続けながら学習を進めたい准看護師にとって、選択肢の一つになります。
通信制であっても、すべてを自宅学習だけで完結できるわけではありません。紙上事例演習、病院等の見学実習、面接授業、対面授業などが設定されています。登校日や実習日程、課題提出期限を確認しておきましょう。
また、通信制では自分で学習時間を確保する必要があります。仕事が忙しい時期でも学習を継続できるよう、毎週の学習計画を立てることが大切です。
進学先を選ぶときのチェックリスト
- 自分の最終学歴と実務経験年数で入学要件を満たしているか。
- 授業の曜日・時間帯は現在の勤務と両立できるか。
- 臨地実習や病院見学実習の時期・日数はどの程度か。
- 登校日や面接授業の場所・回数はどの程度か。
- 学費・教材費・交通費などを含めた費用を把握しているか。
- 国家試験対策や学習相談の支援体制があるか。
- 勤務先に勤務調整や休暇取得について相談できるか。
進学先を探す際は、日本看護協会の学校検索や各養成所の募集要項を活用しましょう。制度上の入学要件を満たしていても、学校独自の選考や募集条件が設定されている場合があります。
働きながら国試に合格するための5つの勉強法
仕事と学校を両立している人にとって、国試対策で最も難しいのは、まとまった勉強時間を確保することかもしれません。勤務がある日は疲れてしまい、休日は授業や課題、家庭の用事で時間がなくなることもあります。
そのような状況で大切なのは、勉強時間の長さだけにこだわらず、限られた時間で学習効果を高めることです。ここでは、働きながら国試合格を目指す人に取り入れてほしい5つの方法を紹介します。
① 最初に過去問を解いて現在地を把握する
まずは、現在の実力を確認しましょう。看護師国家試験の過去問や模擬問題を使い、必修問題・一般問題・状況設定問題のどこで失点しているのかを把握します。
ここで大切なのは、最初から高得点を取ろうとしないことです。現時点で解けない問題を把握し、何を優先して勉強すべきかを明確にすることが目的です。
間違えた問題は、次のように分類すると復習しやすくなります。
- 知識不足:疾患や制度、薬剤などを知らなかった。
- 理解不足:知識はあるが、病態や仕組みを説明できなかった。
- 判断力不足:患者の情報を整理できず、適切な看護を選べなかった。
- 読み違い:問題文や選択肢の条件を見落とした。
② 必修問題を毎日の学習に組み込む
必修問題は、看護師国家試験で安定した得点を目指すうえで重要な分野です。必修問題では、看護の基本、人体の構造と機能、社会保障、倫理、健康に関する知識など、幅広い基礎事項が問われます。
働きながら勉強する場合、必修問題は短時間でも取り組みやすい教材です。勤務前や休憩時間、帰宅後などに数問ずつ解き、間違えた内容を繰り返し確認しましょう。
ただし、必修問題だけに偏るのは避けてください。一般問題や状況設定問題も含めて、国家試験全体の得点力を高める必要があります。
③ 疾患・病態生理を関連付けて覚える
准看護師としての勤務経験がある人は、実際の医療現場で患者と接する機会があります。その経験を学習に生かすためにも、疾患の名前や症状だけを暗記するのではなく、病態生理を理解することが大切です。
例えば、心不全について勉強するときは、次のような流れで整理してみましょう。
心不全の学習例
心機能の低下
↓
心拍出量の低下・うっ血
↓
呼吸困難、起坐呼吸など
浮腫、頸静脈怒張など
症状・検査・治療・看護を病態と結び付けて整理します。
このように病態を理解しておくと、状況設定問題で患者の症状や検査値を見たときに、根拠をもって考えやすくなります。
④ 間違えた問題だけを効率よく復習する
限られた時間で学習する場合、すでに理解できている問題を何度も解くより、間違えた問題や理解が曖昧な問題に時間を使う方が効率的です。
復習するときは、正解の番号を覚えるのではなく、なぜその選択肢が正しいのか、ほかの選択肢がなぜ誤りなのかを説明できるようにしましょう。
復習ノートの作り方
- 問題のテーマ・疾患名
- 間違えた原因
- 正解となる根拠
- 次に同じ問題を解くときに注意すること
⑤ 模試で実力を確認し、学習計画を修正する
模試は、現在の実力を確認するだけでなく、学習計画を見直すためにも活用できます。必修・一般・状況設定の得点を分けて確認し、どの分野に重点を置くべきかを判断しましょう。
例えば、必修問題は安定して得点できているものの、状況設定問題で失点が多い場合は、病態生理や看護判断の学習に時間を割く必要があります。一方、基礎知識の不足が原因で失点している場合は、まず教科書や参考書に戻って理解を補強しましょう。
模試の結果を受けて学習計画を修正し、次の模試で改善できているかを確認する。このサイクルを繰り返すことが大切です。
仕事と勉強を両立する1週間の学習スケジュール例
働きながら国試対策を進める場合、毎日同じ時間を勉強に充てることは難しいかもしれません。勤務日と休日で学習内容を変え、無理なく続けられる計画を作りましょう。
以下は、勤務日と休日がある人を想定した一例です。実際の勤務時間、通学日、家庭の予定、体調に合わせて調整してください。
| 曜日 | 学習内容の例 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 月曜日 | 必修問題の演習・誤答確認 | 20〜30分 |
| 火曜日 | 疾患・病態生理の確認 | 30分程度 |
| 水曜日 | 一般問題・状況設定問題の演習 | 30分程度 |
| 木曜日 | 前半で間違えた問題の復習 | 20〜30分 |
| 金曜日 | 苦手分野の基礎知識を確認 | 20〜30分 |
| 土曜日 | まとまった問題演習・解説の確認 | 60〜90分 |
| 日曜日 | 1週間の復習・翌週の計画 | 30〜60分 |
勤務日と休日で勉強内容を分ける
勤務日は、疲労があることを前提に、短時間で取り組める内容を中心にします。必修問題の確認、暗記項目の復習、前日に間違えた問題の解き直しなどが適しています。
一方、休日には、まとまった時間が必要な学習を進めます。状況設定問題の演習、苦手科目の整理、模試の復習などに取り組むとよいでしょう。
夜勤がある場合は学習時間を固定しすぎない
夜勤や不規則勤務がある場合、毎日同じ時間に勉強する計画は続けにくくなります。勤務の前後で学習量を変え、夜勤明けは休息を優先するなど、体調に合わせて柔軟に調整しましょう。
勉強できなかった分を翌日にすべて取り戻そうとすると、負担が大きくなります。週単位で学習量を調整し、無理なく継続できる仕組みを作ることが重要です。
准看護師経験を国試対策に生かす方法
准看護師として働いてきた経験は、看護師国家試験の学習に生かせる大切な財産です。患者の状態を観察した経験や、日常的に行っている看護業務は、教科書の知識を具体的に理解する手掛かりになります。
ただし、実務経験が豊富であれば、必ずしも国家試験に合格できるとは限りません。実際の現場で身に付けた経験と、国家試験で求められる知識・判断を結び付けて学習することが重要です。
① 現場で見た症状を病態生理と結び付ける
例えば、呼吸器疾患の患者を担当した経験がある場合、呼吸困難や咳嗽、痰、SpO2の変化などを、呼吸器の解剖・生理や疾患の病態と関連付けて復習してみましょう。
実際に見た症状を思い出しながら学習すると、単なる暗記よりも具体的に理解しやすくなる場合があります。
② 日常業務の根拠を確認する
日常的に行っている観察や援助について、「なぜこの観察が必要なのか」「どのようなリスクを予防するための援助なのか」を確認しましょう。
例えば、食事介助や移乗介助、清潔ケアなども、単に手順を覚えるだけでなく、患者の状態や安全面を考慮する根拠を理解することが大切です。
③ 現場の経験だけで答えを決めない
注意したいのは、勤務先での経験や慣習だけを根拠に、国家試験の選択肢を判断してしまうことです。現場での対応は、患者の状態や施設の体制、医師の指示などによって異なります。
国家試験では、問題文に示された条件と、基礎知識・法令・看護の原則に基づいて判断する必要があります。経験を生かしながらも、教科書や出題基準に照らして知識を整理しましょう。
患者情報の取り扱いに注意
勤務先で知った患者の個人情報や記録を、国試対策のノートや外部サービスに転記しないでください。学習に活用する場合は、患者を特定できる情報を含めず、一般的な疾患・症状・看護技術の学習テーマとして整理しましょう。
働きながら勉強する人が陥りやすい失敗
仕事と学校、国家試験対策を並行していると、勉強時間の確保に焦りを感じることもあるでしょう。しかし、学習方法を間違えると、時間をかけているにもかかわらず得点につながらない場合があります。
失敗① 最初から勉強時間を多く設定しすぎる
仕事や授業があるにもかかわらず、毎日何時間も勉強する計画を立てると、疲労や予定の変更によって継続できなくなることがあります。
最初は短時間でも実行できる計画を作り、生活に合わせて学習量を調整しましょう。実行できない計画を立てるより、継続できる仕組みを作ることが大切です。
失敗② 参考書や問題集を増やしすぎる
不安になると、複数の参考書や問題集を購入したくなるかもしれません。しかし、教材が増えすぎると、どれを優先して進めればよいのか分からなくなることがあります。
まずは基本教材と過去問を中心に学習し、理解できていない分野だけを追加教材で補う方法がおすすめです。
失敗③ 問題数をこなすことが目的になる
過去問を大量に解いていても、解説を読まずに次の問題へ進んでしまうと、同じ間違いを繰り返す可能性があります。
問題数だけでなく、解いた後の復習に時間を使いましょう。正解した問題でも、根拠を説明できない場合は復習対象にします。
失敗④ 休日にまとめて勉強しようとする
休日だけで勉強時間を確保しようとすると、勤務日の学習が空白になり、知識を忘れやすくなる場合があります。
勤務日は短い復習、休日はまとまった演習というように、役割を分けると学習を継続しやすくなります。
失敗⑤ 苦手分野を後回しにする
得意な科目ばかり勉強していると、苦手分野が残ったまま試験直前を迎えてしまうことがあります。
模試や過去問で間違えた分野を記録し、毎週少しずつ苦手分野に取り組みましょう。特に、繰り返し失点するテーマは優先的に復習する必要があります。
確認テスト10問
准看護師から看護師を目指す際に知っておきたい制度や、働きながら国試対策を進めるための基本事項を確認しましょう。
問1.准看護師から看護師になるために必要なことは?
解答・解説:看護師養成所などの指定された教育課程を修了し、看護師国家試験に合格することです。准看護師免許だけで看護師資格を取得できるわけではありません。
問2.看護師2年課程の定時制の教育年限は?
解答・解説:3年です。全日制は2年、定時制は3年、通信制は2年が基本的な教育年限です。
問3.2026年4月1日以降、通信制2年課程の入学に必要な実務経験は何年以上?
解答・解説:5年以上です。准看護師免許取得後の看護業務経験が必要です。学校ごとに証明書類や確認方法が異なるため、募集要項を確認してください。
問4.中学校卒業の准看護師が全日制・定時制2年課程に進学する場合、必要な実務経験は?
解答・解説:准看護師免許取得後3年以上の業務経験が必要です。高等学校または中等教育学校を卒業している場合は、入学に当たっての実務経験は不要とされています。
問5.通信制課程であれば、登校や実習は一切必要ない?
解答・解説:誤りです。通信学習のほか、紙上事例演習、病院等見学実習、面接授業、対面授業などが設けられています。
問6.働きながら国試対策を進める場合、勤務日はどのような勉強が適している?
解答・解説:必修問題や暗記項目の確認、前に間違えた問題の復習など、短時間で取り組める学習が適しています。
問7.過去問を解くとき、正解の番号だけ覚えればよい?
解答・解説:誤りです。正解の根拠や、ほかの選択肢が不適切である理由まで確認することが重要です。
問8.准看護師としての実務経験だけで、国家試験の勉強は十分?
解答・解説:誤りです。実務経験は学習に生かせますが、国家試験で求められる知識や法令、病態生理、看護判断を体系的に学ぶ必要があります。
問9.模試の結果が悪かった場合、最初に行うべきことは?
解答・解説:失点した分野や原因を分析することです。知識不足、理解不足、判断力不足、読み違いなどに分類し、必要な学習を優先しましょう。
問10.仕事と国試対策を両立するうえで重要なことは?
解答・解説:勤務や授業、家庭の予定に合わせて現実的な学習計画を立て、無理なく継続することです。短時間の復習と休日のまとまった演習を組み合わせましょう。
よくある質問
准看護師から正看護師になるには何年かかりますか?
准看護師から看護師になるための2年課程には、全日制2年、定時制3年、通信制2年があります。いずれも必要な教育課程を修了し、看護師国家試験に合格する必要があります。入学要件や実習日程なども含めて、志望校の募集要項を確認しましょう。
准看護師として働きながら看護師国家試験に合格できますか?
可能です。ただし、勤務や授業、実習と両立するためには、生活に合わせた学習計画が必要です。勤務日は短時間の復習、休日は過去問や模試の復習など、学習内容を分けて取り組むとよいでしょう。
通信制の看護師2年課程は、実務経験が何年以上必要ですか?
2026年4月1日以降の入学要件は、准看護師免許取得後5年以上の看護業務経験です。従来の7年以上から変更されています。実務経験の算定方法や必要書類については、志望校に確認してください。
准看護師としての経験があれば国試の勉強は簡単になりますか?
実務経験は、疾患や看護技術を具体的に理解するうえで役立ちます。ただし、国家試験では幅広い科目の知識や、問題文に基づく判断力が求められます。経験だけに頼らず、基礎から体系的に学習することが重要です。
働きながら勉強する場合、毎日何時間勉強すればよいですか?
一律の正解はありません。勤務時間、授業や実習の予定、現在の学力によって必要な学習量は異なります。まずは無理なく実行できる時間を設定し、模試や過去問の結果に応じて調整しましょう。
通信制でも国家試験対策は必要ですか?
必要です。通信制の課程で必要な学習を修了することと、看護師国家試験に合格することは別の段階です。学校の授業や課題に取り組みながら、過去問・模試を活用して国家試験に向けた演習を進めましょう。
仕事が忙しくて勉強が進まない場合はどうすればよいですか?
まず、現在の勤務や授業の予定を整理し、実行できる学習量を見直しましょう。短時間でできる復習を勤務日に取り入れ、休日にまとまった演習を行う方法があります。必要に応じて学校の教員や学習支援者に相談し、計画を調整することも大切です。
まとめ
准看護師から看護師を目指すには、看護師養成所の2年課程などで必要な教育を修了し、看護師国家試験に合格する必要があります。全日制・定時制・通信制にはそれぞれ特徴があり、学歴や実務経験、勤務状況に応じて進学先を選ぶことが大切です。
働きながら国試合格を目指す場合は、次の5つを意識して学習を進めましょう。
- 過去問や模試で現在の実力を把握する。
- 必修問題を毎日の学習に組み込む。
- 疾患・病態生理と看護を関連付けて理解する。
- 間違えた問題を中心に復習する。
- 模試の結果をもとに学習計画を修正する。
准看護師として働いてきた経験は、看護師国家試験の学習に生かせる強みです。一方で、実務経験だけでは補えない知識や、国家試験特有の問題への対応力も必要になります。限られた時間を有効に使い、自分に合った学習方法で合格を目指しましょう。
働きながら看護師国家試験の合格を目指す方へ
「仕事と勉強を両立できるか不安」「学校の授業についていけない」「過去問を解いても点数が伸びない」など、看護師国家試験に関する悩みは一人ひとり異なります。
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参考資料・編集情報
- 日本看護協会|准看護師のための進学特設サイト
- 日本看護協会|看護管理者による看護師・准看護師制度の理解
- 厚生労働省|看護教育ポータル「発見・看護!」
- 厚生労働省|看護師国家試験
- 日本准看護師連絡協議会|2026年4月入学生からの通信制2年課程の入学要件変更
- Meg看護師国試予備校|トップページ(指導方針・学習管理)
※本記事の入学要件は2026年11月時点で確認できる情報に基づいています。入学要件、実務経験の算定方法、募集定員、授業・実習日程は変更される場合があります。出願前に必ず各学校の最新の募集要項を確認してください。
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執筆・編集:Meg看護師国試予備校 講師チーム
監修:岩崎 陽一(株式会社アクト 代表取締役)
医療系国家試験対策の指導に30年以上携わり、Meg看護師国試予備校をはじめとする医療系予備校を運営。マンツーマン指導と学習管理を組み合わせた支援体制づくりに取り組んでいます。
編集・発行:Meg看護師国試予備校(運営:株式会社アクト)/最終更新日:2026年11月5日
